ファイヤーサイド

沿革

アメリカ・ボストンで生まれたポール・キャスナーは、日本の楽器・尺八の魅力に惹かれて20代で来日。
南信州の山奥で自給自足生活を実践する中で出会ったのが「暖炉と調理器具としての薪ストーブ」でした。
自立したエネルギーのための道具である薪ストーブの普及と、自然と共にあるライフスタイルを広く伝えるためにファイヤーサイドを設立。
以降、薪火の価値を暖房だけにとどめることなく、火と共にある時間と空間の活用術を提案してきました。
2017年、設立30周年を機に、企業理念を「薪火に寄り添う」、経営ビジョンを「人に寄り添う、自然に寄り添う」に策定。
薪火のある暮らしから、人と人、人と自然のつながりが尊重される独自文化の発展を目指し、
「薪火価値の創造」を通じて社会を笑顔で灯す活動に努めています。

略年史

1987年
  • ファイヤーサイド株式会社設立
  • 画期的な燃焼機構を備え、薪ストーブの新時代を築いたアメリカのメーカー、バーモントキャスティングスと日本総代理店契約締結
1990年
  • 本社を現住所の駒ヶ根市へ移転
  • 代理店制度を構築し全国に販売を拡大
  • 文化としての薪ストーブの啓蒙活動を行い、レクチャーやユーザー交流を組み入れたストーブイベントのニーズが高まる
1996年
  • 関東の営業拠点として東京都吉祥寺に東京営業所を開設
2000年
  • 断熱二重煙突のメーカーSF Limited(イギリス)と日本総代理店契約締結
  • 性能や安全面において煙突の重要性を啓蒙、同時に国産室内煙突の開発に取り組む
  • スウェーデン斧の名工グレンスフォシュ・ブルークと日本総代理店契約締結
2005年
  • ユーザーとの交流拠点として、長野県駒ヶ根市に直営店ZCOO-SHOP開店
2007年
  • 出版社グッドライフプレス設立
  • 11月、日本初の薪ストーブレシピ本『Viva! 薪ストーブクッキング』発行。以降、『ポールの薪ストーブ入門』(2009年)、絵本『わっあったかい くまさんのあかいまきストーブ』(2010年)、単行本『寒山の森のエッセイ』(2021年)を発行。
  • 地球環境に配慮し、自然と仲良く暮らしたいと願う人たちを勇気づけるための実践的な情報提供を継続的に行う
2010年
  • 5世代にわたりヨーロッパのキッチン業界を牽引するイタリアのクッキングストーブメーカー de manincorと日本総代理店契約締結
2014年
  • グランマーコッパーケトルの国産化を皮切りに「日本の職人によるものづくり」に視点を置いた国産製品の開発を本格化
2017年
  • 設立30周年を機に企業理念を「薪火に寄り添う」に策定
  • 再生可能エネルギーを燃料とした薪火の定義を定める
  • デンマークの薪ストーブメーカーHETAと日本総代理店契約を締結
  • 現代のライフスタイルに寄り添い、暮らしの選択肢を広げる新たなスタイルの提案を開始
2019年
  • 身近にある庭を「内と外をつなぐ新しい団欒空間」とし、四季を通した薪火による空間の活用方法を提案する「庭火NIWAKA」ブランドをリリース、アウトドアへ事業領域を拡大
  • 東京営業所を杉並区下高井戸に移転オープン
  • 東京ショールームとして、都内にありながら薪火に寄り添う環境を体験できる場を稼働
2020年
  • チェコ共和国の薪ストーブメーカーHOXTERと日本総代理店契約締結
  • 屋内焚き火による独創的な空間ソリューションを実現する暖炉シリーズをリリース
2021年
  • バーモントキャスティングス 薪ストーブ販売契約終了
  • 設立35周年を機にコーポレートロゴ刷新
  • ZCOO-SHOPを「ファイヤーサイド駒ヶ根」、東京ショールームを「ファイヤーサイド東京」に名称変更
2023年
  • 東京の拠点として昭島アウトドアヴィレッジ店オープン(兼 東京営業所)
  • 薪火のライフスタイルブランドとして、都会にいながら日々の暮らしにも寄り添う火の楽しみを提案