BORETTIでつくるBBQレシピ

1995年創業のボレッティは、ホテル・レストランから家庭用品におよぶ高級キッチン用品を備えた、イタリアのキッチンライフスタイルブランドです。
庭にも焦点を当てたライフスタイルの提案により、屋外で調理を楽しむための機器を数多くデザインしています。
ここでは、ボレッティのチャコールBBQグリル TERZO(テルツォ)、TONELLO(トネロ)を使ったレシピをご紹介します。
写真では主にTERZOを使用していますが、TONELLOを使う場合も同様に調理できます。

プランクサーモン

水につけた杉板にサーモンを載せて焼く、アメリカのオーブンBBQの代表料理「プランクサーモン」。
杉板を使うスタイルはPLANK BBQといい、サーモン以外でも焼き上がりにほどよい杉の香りを楽しめます。
BORETTIのようなオーブンBBQグリルならではの料理の一つです。
醤油と山椒、マヨネーズと味噌など、味付けによっては洋風味も和風味も楽しめます。

用意するもの

杉板…W300×D180×H12mmを使用
ココキューブ…1箱

材料

・生サーモン半身 …1枚
(以下すべて適量)
・オリーブオイル ・塩
・ミックスペッパー (なければ黒胡椒)
・メープルシロップ
・お好みのハーブ(ローズマリー、タイムなど)
・レモンの輪切り ・ミニトマト
・オリーブ(お好みで)・イタリアンパセリ(お好みで)

下準備

杉板は浮き上がらないよう重石をし、7〜8時間水に浸しておく。

作り方

1.BBQスターターでココキューブに火をつける。BORETTIのグリルプレートを外し、着火したココキューブを全体に行き渡るように入れ、オーブンを余熱する。

2.杉板に、骨抜きした生サーモンを載せ、ヘラやハケなどで表面にオリーブオイルを塗る。その上から、メープルシロップをかけ、塩、ミックスペッパーを全体的に振りかける。塩は、ややしっかりめがオススメ。

3.好みのハーブ、レモンの輪切り、ミニトマトをサーモンに載せる。
Point : 杉板は熱により反り返ります。具材を載せすぎると落下するので注意。

4.杉板ごとBORETTIに入れ、約30分焼き上げる。※温度はBORETTI本体に付いている温度計で160~200度くらい。仕上げに、お好みでオリーブ、イタリアンパセリを散らせば完成です。

牛もも肉の塩釜焼き

焼けた塩の塊を最後に崩してお肉が出現! こんな豪快な料理もオーブンBBQならではの楽しみ。
牛もも肉を使うと、仕上がりは旨味が凝縮されたローストビーフのようなイメージですが、鯛などを用いて魚でも美味しくできます。

用意するもの

・ココキューブ…1箱
・杉板 … W300×D180×H12㎜を使用
・ボウル ・泡立て器 ・ヘラ
・塩釜を砕くハンマーなど

材料

・牛もも肉の塊(厚み5~6㎝) … 1ブロック
・卵白 …3個 ・小麦粉 …大さじ 3
・粗塩 …1kg  ・ニンニク … 1片
・お好みのハーブ… 適量(ローズマリーなど)

下準備

杉板は浮き上がらないよう重石をし、7〜8時間水に浸しておく。

作り方

1.牛肉の水分をペーパータオルで拭き取る。ボウルに卵白を入れ、泡立て器で少し泡立つくらいまで泡立てる(メレンゲ状態までしなくてOK)。泡立てた卵白に粗塩と小麦粉、ローズマリーなどのハーブを加え混ぜる。

2.下準備した杉板に混ぜた塩を敷き、牛もも肉とスライスしたニンニク、ハーブを載せ、残りの塩で包み込むように固め、ヘラなどで形を整える。

3.予熱しておいたBORETTIに杉板ごと入れ、約40分焼き上げる。※温度はBORETTI本体に付いている温度計で160~200度くらい。

4.焼き上がったら塩を砕き、中から肉を取り出して完成です。塩釜に入ったままだと肉の塩味が強くなるので、 早めに塩釜を砕く。肉を切る際には、粗熱が取れてから行うと切りやすい。

ビーフステーキをそのまま挟んだベイクドサンドイッチ

サクサク歯ごたえのトーストにステーキを挟んで食べる贅沢なステーキサンド。
肩ロースのステーキには、チェダーチーズを載せ、パンには粒マスタードやバターをたっぷりと。仕上げに玉ねぎを挟めば、もうできあがり!
玉ねぎの辛味とステーキ&チェダーチーズの甘み、マスタードの酸味というコンビネーションが最高!冷たいビールとの相性も抜群です。

COOKING & STYLING_Kotoe Ushihara    PHOTO_Haruhiko Ushihara

用意するもの

・ココキューブ…1箱

材料

・牛肉(肩ロース)…1枚(150g)
・塩、こしょう…各少々
・ローズマリー… 適量
・玉ねぎ …1/8個
・食パン… 2枚
・バター……10g
・スライスチェダーチーズ… 2枚
・粒マスタード…大さじ1

作り方

1.牛肉を常温に戻し、筋切りをしてから、両面に塩、こしょうをふり、ローズマリーをのせる。玉ねぎは薄切りにする。
BIRETTIを200℃に温め、グリルプレートに牛肉をのせてドアを閉め、片面2~3分、返して1~2分ほど焼き、ローズマリーを取ってからチーズをのせる。

2.食パンも入れて両面を焼き、片面それぞれにバターを塗る。牛肉はしっかり焼くウェルダンがおすすめ。食パンは焦げやすいので気をつけよう!

3.食パンのバターを塗った面に粒マスタードを塗り、2の肉、玉ねぎの順にのせ、もう一枚ではさむ。

ビーフステーキ パセリとクルミのグリーンソースかけ

表面は香ばしく、中はジューシー! 高温で短時間、TERZOやTONELLOでムラなく焼くことで、旨味と水分が凝縮。
塩、こしょうして焼いただけのシンプルなビーフステーキが、お肉の美味しさを引き立てます。
クルミの食感がアクセントになるグリーンソースで華やかさもプラス。

COOKING & STYLING_Kotoe Ushihara PHOTO_Haruhiko Ushihara

用意するもの

・ココキューブ…1箱

材料

・ 牛肉(サーロイン)…1枚(350g)
・塩、こしょう…各少々

【グリーンソース】
・パセリ… 30g   ・クルミ… 10g
・すりおろしにんにく… 5g
・粉チーズ…10g
・オリーブオイル…70ml
・塩…小さじ1

作り方

1.グリーンソースを作る。パセリ、クルミをみじん切りにし、ボウルにグリーンソースの材料をすべて合わせてよく混ぜる。牛肉をしっかりと常温に戻し、筋切りをしてから(肉の縮みを防ぐ)、焼く直前に両面に塩、こしょうをふる。

2.BORETTIを200℃に温め、グリルプレートに肉をのせてドアを閉め、片面3~4分、返して1~2分ほど焼く。取り出してアルミホイルに包み、中心部まで加熱を促し肉汁を閉じ込める。

3.食べやすくカットしたら、グリーンソースをかけて完成。